第43号
発行:平成14年前期
責任者:清水 克博
P1
表紙 あなた「特別活動」してますか?
P2
特集1 たてわり活動をしてみませんか
P3
特集2 グループ・エンカウンターの技法を取り入れた学級活動
P4
◎ 実践にあたって
名古屋市教育委員会指導室指導主事 岩田 一郎
- 特別活動を充実させるために、学校全体での指導体制を確立するとともに、どのように子どもを育てたいかという学校デザインが必要。
- そのために、毎週の学級活動で、子どもたちに何を身につけさせたいのかを学校全体で明確にし、教師と子ども、そして子どもたち相互の豊かな人間関係を築く場や機会を学校全体の計画の下で計画的に確保する必要がある。
- 情報化社会が一層進む中で、人とのかかわりの中で自分を見つめ、それを自分の生き方に生かす、より社会性を身につけさせることが重要である。
◎ 本質は変わらない
名古屋市学校教育研究会特別活動研究部会長 峯田 幸夫
- 特別活動の目標は、幾度かの教育課程の改訂を経ても変わっていない。学校週5日制・新教育課程が実施されても、特別活動の本質は変わらないということである。
- しかし、知識の習得に重点を置き、「心身の調和のとれた発達と個性の伸長」は霞んでしまっている。
- 特別活動の重要性を認識し、特別活動と、総合的な学習との相互補完的、相互還流的な関係を探求することが必要。
P5
研究会の動向
- 「豊かな人間性を育てる特別活動」
-特別活動は遊びじゃない-
小学校 | 実践を進める上での悩みを出し合ったり、子どもにとって楽しく成長が促せるようなアイデアやノウハウを紹介する | |
中学校 | 「生徒が楽しく充実した学校生活を送ることができるように」という教師の願いに基づいた活動事例、活動過程のアイデアや指導方法を追究する。 | |
基礎研修 | 話合いの順序や、掲示するとき便利な物など、すぐに活用できそうな情報を提供したり、実践上の悩みも話し合っていく。 | |
調査広報 | 「話合いの進め方」「係活動の進め方」などについて資料提供できるようにする。HPの作成と更新にも携わる。 |
P6
市特活情報 特活サロンなど
実践研情報 学級活動実技研修会について
第44号
発行:平成14年後期
責任者:清水 克博
P1
表紙 あなた「特別活動」してますか?
P2
◎ 社会性を育む特別活動
名古屋市教育センター指導主事 中島正明
- 豊かな社会性は、①集団としての自覚 ②個性の伸長と豊かな人間性の育成 ③好ましい人間関係 ④自主的、実践的な態度など、望ましい集団活動を通して身に付けていくものである。
- この集団活動は、次の活動を生み出すような自発的・自治的な活動でありたい。発達段階に応じて、自らの成長を実感していけるようにしてほしい。
- こうした体験が、集団での基本的ルール、自らの生かし方などを学び、どんな時代にあっても確かな社会性を育んでいくものと思われる。
◎ 特別活動の原点に戻る
名古屋市特別活動研究会委員長 清水 克博
- 特別活動に取り組む私たちは、時として言葉を使いすぎているのかもしれない。目の前の子どもたちが生き生きと活動する姿を保護者や同僚に見せる方がはるかに効果的であることを授業から教えられた。
- 特別活動の原点は実践である。多くの実践を周囲の先生や保護者に見せていくことで、特別活動の大切さを大勢の人々に知らせていくことが必要である。
P3
特集1 学校開放と特別活動
P4
特集2 特別活動と総合的な学習の時間(中学校偏)
P5
個人研究紹介
P6
名古屋市教育会後援・特別活動研究協議会の報告
豊かな人間性を育てる特別活動
- 小学校部会 「係活動の在り方について」
- 中学校部会 「中学校の特別活動」
- 調査研修部会「学級活動に生かすエンカウンター」
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平成15年度 特活だより(第45号、第46号)
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