第39号
発行:平成12年9月1日
責任者:鈴木 勝彦
P1
◎ 実践に当たって~文部省新教育課程説明会の内容から~
名古屋市教育委員会指導室指導主事 関口 大介
- 「特別活動」と「総合的な学習の時間」は共に学校全体で取り組むものである。境目をはっきりとさせるため、両者の全体構想・指導計画などの明確化を図らなければならない。
- ガイダンス機能の充実では、教師集団が力を合わせて、学校としてガイダンスするという点から推進することが大切である。
- 社会的ルールやモラルの習得、社会的スキルの習得とからめて、人間としての生き方の指導を工夫・充実していく必要がある。
◎ ひとりひとりに活動の場を
名古屋市学校教育研究会特別活動研究部会長 小島 文三
- 特別活動の特質は集団としての実践活動にあり、実践活動にいたる「過程」がとても大切である。
- 「集団を構成しているひとりひとり」にぜひ目を向け、ひとりひとりが活動する場を創り、意欲をもって取り組む活動にしたい。
- 特別活動と総合的な学習の時間を関連付けた実践に取り組む必要性がある。
P2,P3
特集 特別活動における新教育課程の実践
中学校の実践例 小学校の実践例
P4
研究会の動向
- 「豊かな人間性を育てる特別活動」
-新学習指導要領の導入にともなって-
研究部会 | 小学学活 | よりよい学級生活実現のために、どのような活動・支援・指導を行っていけばよいのか、「集会づくり」の活動にスポットを当てて、実践研究を行う。 |
小児童会 | 児童会活動と総合的な学習がどのようにかかわっていけば、互いの内容を高め合ったり補完しあったりできるのかを全校児童集会活動の実践を通して探る。 | |
中学校 | ガイダンス機能の充実を図る方法について、特別活動と総合的な学習の時間との連携の在り方について研究を進める。 | |
第4部会 | 学校行事と総合的な学習の時間の望ましい関連の在り方を探る。両者の特質を生かして主体的な児童の活動を生み出す指導方法を明らかにする。 | |
特活入門部 | 学級活動を中心に特別活動の基礎・基本について研鑽を深める。指導上の悩みの解決に向けて話し合ったり、同じ題材で授業研究したことを報告し合ったりしながら、共に学んでいく。 | |
広報部 | 本市研究会の動向や今日的課題を踏まえ、新しい情報の広報に努めていく。そのため、「市特活だより」を9月と3月の2回発行する。 | |
調査研修 | 特別活動で育てたい力を明らかにする。総合的な学習の時間や各教科・道徳との関連をどのように図っていくかという点も明らかにする。また、クラブ活動、委員会活動、総合的な学習の時間の実施状況の調査を行う。 |
P5
実践紹介
P6
特活情報
- 創立35周年記念 小学校学校行事研究全国大会 愛知大会について
- 第44回 全国特別活動研究協議大会 埼玉大会について
第40号
発行:平成13年3月21日
責任者:鈴木 勝彦
P1
◎ 「特別活動ってすばらしい!!」
名古屋市特別活動研究会委員長 鈴木 勝彦
- 開かれた学校づくりの推進に伴い、説明責任の大切さが指摘されている。特別活動においても、自主的・実践的な態度のはぐくみがどうして重要なのかを今一度切実に訴え、説明していく必要がある。
- 学校だよりやHPなどの方法も考えられるが、特別活動のすばらしさを積極的に説明していくことで、特別活動に対する周りの見方は必ず変わっていくと思われる。
- 17才犯罪、学級崩壊、いじめ、不登校などが大きな社会問題となっている現在、子どもたちの輝きを大切にした「豊かな人間性をはぐくむ特別活動」のすばらしさを伝え、広めていきたい。
P2,P3
特集 「学級内の組織づくり」の基礎・基本
計画委員会、係の活動
P4
名古屋市教育会後援・特別活動研究協議会の報告
豊かな人間性を育てる特別活動
- 第1部会 学級活動「学級オリンピックをしよう」
- 第3部会 中学校「生き方を探求し、実践できる生徒の育成」
- 第4部会 「中津川野外教育の感動を伝えよう」「自分でつくる修学旅行」
P5
個人研究紹介
P6
特別活動情報 学級活動実践講座
会員情報
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平成13年度 市特活だより(第41号、第42号)
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