第27号
発行:平成6年9月1日
責任者:加藤 唯明
P1
◎ 特活主任への期待
名古屋市教育委員会指導室指導主事 梅本 哲男
- 自分自身の実践上の課題を常に明らかにしておくこと。
- 指導計画の改善には、責任をもつこと。
- 教務主任の先生と連携して、常に全員の先生に働きかけること。
- 資料や情報をドンドン提供すること。
- 率先して授業を公開すること。
- だれよりもこの分野に精通すること。
◎ 研究実践の発想の転換を!
名古屋市学校教育研究会特別活動研究部会長 清水 敏宏
- 特別活動を研究実践している若い先生のレポートを読むと、実に詳しく具体的に書かれている。しかし、欠点が浮き彫りにされ、その欠点をこうした方法でこう指導していきたいという型が目につく。子どもの欠点を見つけることは簡単だが、優れている点を見つけるのは難しい。
- 子どものよさを見つけるには、一人一人を細かく観察し、よさを中心としたプロフィールを作る必要がある。
- 子どものよさを見つけ、それを伸ばすための支援の在り方が研究実践の視点の在り方であってほしい。
P2
特集 一人一人のよさを生かした学級活動の工夫
- 思いや願いを生かす話合い活動の指導
P3
特集 一人一人のよさを生かした学級活動の工夫
- 思いや願いを引き出す事前の指導
- 思いや願いを高める事後の指導
P4
研究会の動向
<研究主題>
豊かな人間性を育てる特別活動
-一人一人を生かす指導と評価の在り方-
P5
特色ある実践紹介
- 主体的に活動する生徒の育成
-社会や地域に目を向けた生徒会ボランティア活動を通して- - 安全に行動できる力を育てる学級活動
-危険を予知し、回避する話合いを重視して-
P6
特活情報
- <第38回全国特別活動研究協議大会に参加して>
望ましい集団活動を通して、主体的に生きる力を育てる特別活動
-集団の中で、自分らしさを発揮する児童・生徒の育成をめざして-
会員紹介
第28号
発行:平成7年1月9日
責任者:加藤 唯明
P1
◎ 自己決定の在り方を見直す
名古屋市教育センター指導主事 山田 宏
- 学級活動の授業では、終末段階における子どもの意志決定の在り方が最も大切である。この決定が次の活動への価値を見出し、内発的な活動意欲を喚起することにつながる。
- 子どもにとって意義がある終末段階を迎えるためには、「教師が題材観をしっかりともつこと」と「子どもの思考を拡散的に出し合わせる工夫をすること」が必要である。
◎ 教師の支援
名古屋市特別活動研究会委員長 加藤 唯明
- 「支援とは、子ども自身が自分がどうすればよいかと考え、選び取り、行動するように仕向けるものである」と言われるが、具体的に、その支援がどうあるべきなのかがはっきりとつかめない現状がある。
- 何のための支援かをはっきりとさせておくことが必要である。
- 実際の支援については、育てたい子どもの姿から評価規準を設定し、その評価規準を基に考えていくことができる。
P2
特集 一人一人を生かす指導の工夫 -評価規準の設定と支援の在り方-
- 育てたい子ども像と年間の評価規準
P3
特集 一人一人を生かす指導の工夫 -評価規準の設定と支援の在り方-
- 事前における支援の在り方
- 本時における支援の在り方
P4
研究会の動向
<名古屋市教育会後援・特別活動研究協議会の報告>
豊かな人間性を育てる特別活動
P5
特色ある実践紹介
- 協力する態度を育てる学級集会活動
-仕事の進み具合に応じた働き掛けを通して- - 願いの実現を図る学級活動
-実現の姿を想定した『願い日記』の活用を通して-
P6
特活情報
- <海外研修の報告>
アメリカ合衆国における教育事情
-アメリカ合衆国の東海岸地方において-
会員紹介
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平成7年度 市特活だより(第29号、第30号)
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