第17号
発行:平成元年9月1日
責任者:寺沢正豊
P1
◎ 新教育課程の実施にむけて
名古屋市教育委員会指導室 指導主事 沼田 稔
- 今回の改訂の中心は現行の「学級会活動」と「学級指導」が統合され「学級活動」が新設される。
- 個性を生かす教育が一層強調される中で、教師の創意・工夫に富んだ指導は、今後ますます求められる。
◎ 学級活動の成果をあげるために
名古屋市学校教育研究会 特別活動研究部会長 若松 義明
- 新設された学級活動で成果をあげるためには、現行の学級会活動や学級指導の特質を十分に理解し、学級の実態に応じて、弾力的に指導することが大切である。そのために、考えてみたいことをあげる。
- 学校の指導計画に基づいた学級の指導計画
- 教師の創意・工夫を生かした適切な指導
- 学級経営との関連
- 生徒指導との関連
P2
平成元年度 市特活研究会の取り組み
研究主題「豊かな人間性を育てる特別活動」
部会 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
学級会活動 | 3点に絞って実践研究を進める。
|
「みんなでつくりあげる集会活動の指導」をテーマに、中学校の現状を踏まえた上で、実践研究を進める。 |
児童会・生徒会活動 | 全校児童の願いや希望を吸い上げ、活動として具体化していく中で、企画児童と参加児童及び異学年の児童同士が、互いに意見を交わし合い、認め、助け合っていく方法を研究する。 | 生徒会活動の年間活動計画の見直しを通して、活動内容・取り組みの工夫、組織・指導体制の検討、生徒会と学級とのつながりの在り方などを探る。 |
学級指導 | お互いが思いやりの気持ちを持ち、自分の行動に責任を持つことができるような行動がとれるように「行動化」に焦点をあてた指導の在り方を探る。 | 適応指導と進路指導の実践を中心に「問題解決の態度を育てる学級指導」をテーマに実践研究を進める。 |
クラブ | 「生き生きと活動させるクラブ活動」をテーマに、リーダー育成の方策を究明する。 | |
学校行事 | 参加意欲を高めるための手だての工夫や学校行事を運営していく過程で、児童の効果的な参加のさせ方、指導の在り方を追究する。 |
P3
研究実践紹介
- ふれ合いと思いやりと出会いのある七夕集会
- 互いに助け合い励まし合って、ねばり強く取り組む子の育成
P4,P5
特集 特活とわたし
特活を志しての体験を特集
- 子供たちの輝く顔
- 生徒の力を信じて…
- 特活を志して3年目
- 子供の声で
- 充実感あふれた子供の姿を目指して
- 特活のすばらしさをかみしめる再会
- 特活を志して
P6
個人研究紹介
- 実践意欲を高める係活動の指導 -みんなの願いを大切にするアイデアマップの活用を通して-
- 一人一人の良さを生かした係活動の指導 -個性に応じた役割分担を通して-
P7
愛教大附属小研究発表会を参観して
紹介コーナー 研究大会のお知らせ
P8
会員紹介
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平成2年度 市特活だより(第19号、第20号)
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