アドバイス集 Q06-開発部-

特活指導者が集会活動を進めると、子どもたちはどう育つのか?

特活指導者が集会活動を進めるときには、「ねらい」と「当日までの活動」、「集会後の振り返り」を大切にします。

「先生、今度の学活の時間は何をして遊ぶの?」「ゲーム?」「ドッジボールがいい。」このような会話を時々耳にすることがあります。確かに集会活動は楽しい活動が求められます。しかし、学級活動である以上、集会活動は楽しいだけでなく、必ずねらいをもち、意図的・計画的に行わなければなりません。

集会活動のねらいは、今学級で起きている問題を解決することであったり、学級目標の実現に向けて取り組むことであったり様々です。このねらいを決めるのは教師です。そして、決まったねらいに向けてどのような活動をするとよいのか計画を立てます。(=Plan)子どもは一人ひとり違うので、考え方や好き嫌い、得意・不得意なことも三者三様です。全員の希望を満たすことは難しいですが、全員が納得できるよう折り合いをつけながら話合いを進めていきます。集会の内容が決まったら、集会に向けて準備を行います。ここまでの過程を特活指導者は重視します。そうすることで、友達と協力することの良さや達成感を子どもたちが味わうことができるからです。

その後、集会を行い(=Do)、ねらいの達成度や集会の内容など集会について振り返ります。(=Check)そして、振り返った内容をもとに集会を改善し、次の集会につなげていきます。(=Act)この4つのサイクル(PDCAサイクル)を通して集会活動を繰り返し行っていくことで、子どもたちは、互いの個性に気付き、よりよい人間関係を築くことができるようになっていったり、生じた問題に対し、自ら解決策を考え、課題を解決するようになったりしていきます。

集会活動を終えたとき、一部の子どもからの「楽しかった。」という声ではなく、「やってよかった!」「学級目標に近付いたね。」といった声が学級全体から聞かれるようになるといいと思います。

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Q07 特活指導者が児童会活動を進めると、子どもたちはどう育つのか?

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