第57号
発行:平成21年10月2日
責任者:福永 尚史
P1
◎ 「不変」を意識しながら
名古屋市教育委員会指導室指導主事 沼部 達也
- 新学習指導要領の完全実施に向け,本年度より移行期を迎えた。
- 完全実施に向け,様々な変化が求められている中でも,「不変」は存在する。
- 変わらないことは,子どもたちに豊かな心をもたせ,生きる力を育んでいくという大きな目標である。
- 常に「不変」を意識しながら「感動あふれる」学校づくりを目指し,教育実践を進めてほしい。
◎ 新しい特別活動の創造を
名古屋市学校教育研究会特別活動研究部会長 渡邊 正明
- 第44回小学校学校行事研究全国大会名古屋大会の開催にあたっての支援・力添えに深く感謝する。
- 新学習指導要領では,「人間関係」や「自己の生き方」が加えられた一方で,体験活動や言語活動の重視が示されている。
- 特別活動では,「何を学ばせるのか,そのために,何をどのように為さしめるのか」が重要となってくる。
- 「なごやとっかつ」の新たなスタートのために,全国大会で得た力を十分に発揮してほしい。
P2,P3,P4
全小行名古屋大会開催
社会性をはぐくむ学校行事の創造
-新学習指導要領をふまえて-
基調提案 | |
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記念講演 | |
「子どもたちの感動を生み社会性をはぐくむ学校行事」 文部科学省初等中等教育事務局教科調査官
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第1分科会 | 「新学習指導要領をふまえた学校行事の全体計画」 |
『感動体験を一層重視した体育的行事の全体計画』 | |
第2分科会 | 「自然の中で共に活動する体験を通して社会性をはぐくむ学校行事」 |
『笑顔でつかもう 5つの宝…中津川野外学習…』 | |
第3分科会 | 「文化や芸術を共に親しむ体験を通して社会性をはぐくむ学校行事」 |
『互いがつながり,支え合って創り上げる学芸会』 | |
第4分科会 | 「社会奉仕や社会参画の体験を通して社会性をはぐくむ学校行事」 |
『お世話になった方々に感謝の気持ちを表そう』 | |
第5分科会 | 「様々な人々とふれ合う体験を通して社会性をはぐくむ学校行事」 |
『出会い ふれ合い つくりだす喜びを…作品展』 | |
第6分科会 | 「学校行事を通してはぐくむ社会性とその育ちの確かめ」 |
『実証性に基づいた教育評価をするために』 |
第58号
発行:平成22年3月5日
責任者:福永 尚史
P1
◎ 完全実施2年目に向けて
名古屋市教育センター指導主事 蔭山由美子
- 新学習指導要領では,小学校の児童会活動,中学校の生徒会活動の内容に「異年齢集団による交流」が明示されている。
- 市内では,小学校の多くが異学年グループや縦割りグループでの活動を行っている。また,中学校では,学校行事に異学年や縦割りで取り組む例が見られる。
- 完全実施2年目となる来年度,活動計画や時間の確保など,各学校で解決すべき課題は数多くある。
- 校種の違いにかかわらず,互いに情報交換を行い,よりよい実践づくりを探り合い,高め合っていけるとよい。
◎ やってみましょう 特活を!
名古屋市特別活動研究会委員長 福永 尚史
- 人間は,かかわり合い,助け合いながら生きている。
- 少子化の今,人とかかわりながら生きていく力を身につけることが困難になってきている。
- 特別活動で,豊かな人間性や社会性を培うことが大切になってきている。
- 本研究会では,望ましい人間関係を築く態度を形成したり,所属感を深め社会性や公共の精神を培ったりすることができる実践に取り組んでいる。
P2
研究部の活動紹介
[特別活動を学び合おう1]
小学校低学年,中学年,高学年の3つのグループに分かれて学習会を行い,実践を行う上で困っていることや悩んでいることについて学び合った。
[学級活動実技研修会]
- 講座1:「人間関係を深め,仲間づくりをしよう!」
- 講座2:「模擬学級会を体験しよう!」
[特別活動を学び合おう2]
学校行事に関わる実践の発表。及び「振り返りアンケート」の活用について詳しく学んだ。
P3
名古屋市特別活動研究協議会
「社会性を培う特別活動」
- 実践1 小学校5年「力を合わせて意見の違いを乗り越えよう」~学級の成長を見通した学級集会の指導を通して~
- 実践2 中学校2年「合い言葉は”協・優・元”~協力・優しさ・元気~」~絆を深めようとする学級を目指して~
P4
社会性の育ちを確かめるためには…
- 「交流プログラム」について
- 「散布図を活用した評価方法について」
平成22年度以降の「特活だより」は、広報部のページでご覧ください。
広報部「特活だより」のページ(第59号以降)
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