文部科学省リーフレットを活用しましょう!
○○教育と特別活動との関連 リーフレットP4について
新しい教育課題に対応する観点から、学校には各種の「○○教育」の充実が求められています。特別活動に期待されているのは、特別活動が「○○教育」に関連する内容を多く含んでおり、児童が自らの問題として自主的・実践的に取り組めることです。
1 キャリア教育と特別活動
学級会で学級生活を楽しく豊かにするために話し合ったり、委員会活動で学校生活をよりよくする活動に取り組んだり、勤労生産・奉仕的行事で学校や地域社会、公共施設等の清掃活動に取り組んだりすることは、人間関係形成能力や情報活用能力、将来設計能力、意思決定能力などのキャリア発達にもつながります。
<取組の例>
学級活動において
「清掃などの当番活動等の役割と働くことの意識の理解」
- 当番の仕事を最後までやり遂げるための目標や方法を自己決定して実践します。
2 食育と特別活動
給食委員会の児童が食事と健康に関する内容を発表する活動に取り組んだり、家庭科クラブで野菜を調理する活動に取り組んだりすることは、食事の重要性や心身の健康、食品を選択する能力、感謝の心、社会性、食文化という食育の目標に沿って示された食に関する指導内容を学ぶことにもつながります。
<取組の例>
児童会活動において
「児童会の計画や運営」
- 給食委員会で、よく噛むことの大切さを全校に知らせるために、全校集会でペープサート劇や調べたことの発表をします。
3 人権教育と特別活動
学級会で賛成が少ない意見でも、取り入れることができないか考えながら話し合ったり、みんなで話し合った役割分担に沿って自分の責任を果たしたり、学校行事で老人ホームや養護施設などを訪問したりすることは、多様な人と関わる共生社会の担い手として必要な人権感覚を育成することにもつながります。
<取組の例>
学校行事において
「老人ホームのお年寄りとの交流」
- 学校に隣接する老人ホームを訪問して、学級会で話し合ったクイズをしたり、みんなで練習した合奏を発表したりします。
「楽しく豊かな学級・学校生活をつくる特別活動 小学校編」
文部科学省国立教育政策研究所教育課程研究センターHPからダウンロードできます。ぜひ、ご活用ください!
こちらからダウンロードできます。
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